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2012年10月1日

ネットとの付き合いの中で意識していた9つのこと

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モバツイ5周年でいただいたバラ。Facebookのアプリを利用して116本が届けられ、ネットの力を強く感じた出来事のひとつでした。

 

マインドスコープのバイアウト以来記事を書いていませんでしたが、今年6月末の吸収合併と同時にマインドスコープを退職し、モバツイの運営から離れて3ヶ月が過ぎました。今は自分の今後を模索している最中なのですが、ふと自分がネット上で(本業以外で)何をしてきたかを書いてみたくなり、久々にブログを更新しようと思いました。

23年くらいの私とネットとの歴史は、その大半が「人と人、人とネットがつながる場所をつくり、見守る」時間でした。この中で私が意識していたのは、このようなことでした。例により長いので(5200字)目次を作りました(笑)

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2010年1月24日

妻から見た、えふしんとモバツイの軌跡(奇跡?)

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おそらくこのブログを見ている人はご存知の方も多いと思うのですが、私の夫・えふしんは、勤めていた会社を昨年末で退職し、独立しました。私も現在会社のオーナーなので、夫婦でそれぞれ別の屋号(社名)で独立したということになります。夫本人だけではなく、私にもたくさんのお祝いの言葉をいただき、本当にありがとうございます。

お祝いと同時に、みなさんからいただくFAQがあるんです。

  • えふしんが独立するとき、ふうりは反対しなかったのか?
  • 夫婦で一緒の会社でやっていくということは考えなかったのか?

今回はそれに答える意味で、書いてみます。かなり長いです。7000字。
夫婦そろって長文ブロガーですみません。

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2009年7月29日

ネット上で意見を読むときに気をつけること

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私が、ネットで人と交流するということをスタートして、今年の5月で20年経ちました。その期間の中でずーっと思っていた理想像?みたいなものが急に言葉として今日降りてきたので、書いてみることにしました。

大前提:ネット上でのコミュニケーションで配慮するのは、書く人より読む人

書く側は、自分の経験で得たこと以上の配慮をするのは難しいと思います。読む側がどう解釈するかで、その後のコミュニケーションがどうなるか決まると思います。

これを前提として、意見を読むときに気をつけること(理想とすべきこと)はこんなことかなと思っています。

1.その意見は、その人から生まれたものである

世界のすべてを見て発言できる人は誰もいない。どんなに発言力や影響力がある人でも、その人個人の意見は、その人の周りで起こったこととか、生きてきた中での経験の蓄積から生まれたもの。影響力のある人が自分と違う意見を言ったとき、自分が間違っていると判断する前に、その人の意見の「背景」を知ることを考える。

2.内容に納得できなくても、存在を理解する

その意見の存在を理解する。納得できなくてもいいけれど、存在自体を否定しない。
たとえネット上からその意見が消されても、意見そのものは消えない。

3.否定的な意見は、肯定的な意見よりもパワーがある

ネットで否定的な意見が目立ったとき、それが一般の人全体の意見だと勘違いしがちだけど、実はごく一部の意見でしかないことが多い。否定的な意見は、肯定的な意見と比べて、言葉にするモチベーションが高くなりやすく、受け取る側のインパクトも大きいので、伝わるパワーが何倍も高い。その意見が本当に多数派なのか、よく考える。

2009年1月16日

人に反論をしたいときは

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人に反論をしたいときは、まず相手の論を理解したことを示してからのほうが、印象はいいと思う。「でも、」じゃなくて「うんうん。でも、」にするだけで、ぜんぜん違ってくる。(もちろん、そのうんうんというのが社交辞令的ではだめだけど)

特にブログとか、相手と直接話をする場じゃない場合、「でも」から先だけを言う人がとても多い気がする。その「でも」は、多分相手の言葉を理解した上で言っていることだとは思うけれど、ネットだと、「でも」から先しか見えなくて、相手の話を聞かずに真っ向から反対しているように見える場合がある。

それって、損してるよなあ、と思うんだよな。反論してる人が。

面倒かもしれないけど、自分の主張(反論)をする前にまず、相手の言葉を自分がどう解釈したかとか、その言葉の一部に同意するところがあるとか、そういうところを明確にしたほうがいい気がする。そのほうが、ずっと相手にその「反論」が伝わりやすくなると私は思うなあ。

相手に反論を伝える必要はない、自分が主張したいだけ!という人もいるかもしれないけど、相手に伝わるような姿勢で書いたほうが、結果的にみんなにとって印象がいいと思うんだけどな。どうだろう。
印象をよくするために書いてるんじゃない!とか言うような、ネットで強く生きられる人は、ここでは対象外ということで。

2008年12月13日

ネット上の言葉置き場の使い分け

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先日、Movable Typeの開発元であるシックス・アパート社の日本法人設立5周年パーティに行ってきたのですが、そこでこんなことを言われました。

「ふうりさんは、どうやってブログを使い分けているの?」

なんかそこではあいまいに返事をしてしまったのですが、今回は、私にとっての「ネット上の言葉置き場」の使い分けについて、考えてみたいと思います。

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