Home > つくる, やってみた > WPを携帯で見られるようにしたい。
2008年6月30日
WPを携帯で見られるようにしたい。
Category：[ つくる, やってみた ] Tag：[ WordPress ]
どちらかというと趣味でネットをやるのは携帯のほうが多くなっているわたくし、このサイトを携帯でも見られるようにしたいと常々思っているわけですが、今までどうもうまく動きませんでした。
Ktai Styleというのがすごくがんばっているのですが、入れても動かないのでした。重要なエラーが発生したと言われてしまい、有効化できないのです。こういう風になるのはこのプラグインだけではなく、結構あります。私が使っているチカッパのPHPのバージョン（php 4.4.2）の問題のようです。実は今初めてチカッパのPHPがバージョン4であることを知ったので結構ショック。
ということでもう一つ見つけたのが、「Mobile Eye+」というプラグイン。これならPHP4で動くのですが、デフォルトの設定だとアダルトな広告が出るそうで、前述のKtai Styleの作者の方がMobile Eye+ を紹介するなら URLGATE 機能に触れるべきと呼びかけているんですね。
で、これを入れて無事に現在動いているのですが、別にプラグインを入れたら即アダルト広告が出るわけじゃないんですよね。いくつか条件があります。
- 設定で「外部リンクのゲートウェイ」（＝リンクが張られているページを携帯で見られるように変換する）機能を「使用する」にする（デフォルトはこっち）
- ブログに外部リンクがあったときに、見た人がそれを携帯でクリックする
- 外部リンクを携帯用に変換するのにどのサービスを使うかの選択画面が出るので、そこで「ファイルシーク」を選ぶ（私がfuuri.netで試した限りでは、アダルト広告が出たのはここだけ）
つまり、アダルト広告が出るのは結構レアな条件なんですね。3の選択画面で、最初に出てくるGoogleを選んでいれば問題ないわけです。私としては「外部リンクのゲートウェイ」をオフにすることはありえないので、プラグインの一部をちょっと変更して、Googleのみで変換するようにすればいいのではないかと考えたのですが、ライセンス的にいいのかどうかが、サイトにもReadmeにもソースにも書かれておらず、判断ができない……と思ってたら、こんなページを見つけました。
こういう改造がいいのかどうかが謎なのですが、その筋に詳しい人に聞いてみると、プログラムの中には配布に関する記述がなく、個人利用であって再配布するわけでないのなら平気ではないかというご意見いただき、とりあえずこの改造したまま使ってみたいと思います。
ということで私もカイ士伝さんと同じ方針で、プログラムを改造して使ってみることにしました。もしまずかったらご指摘いただけたらと思っています。
11:47 PM｜コメント/トラックバック(2)
Comment by ゆりこ＠プラグイン作者 — 2008年7月1日 4:50 PM
＞ゆりこさん
大変お返事が遅くなりました。コメントいただきありがとうございます！なるほど、外部リンクだけではなく、画像のリンクもそうだったのですね（私はあんまり画像を記事に入れないので、実はあまり気にしていなかった）。
画像をそのまま表示させる設定にしたのは、表示しない設定にするとリンクのURLがずらずらと出てしまい、見た目的にイマイチだと思ったからでした^^; そういう意味ではほんとにたまたまやった対応という感じでしたが、結果的によかったのですね。
前後のナビゲーションについてもありがとうございます。なるほど、それはちょっと面倒ですね…調べてみます。
改造の件もアドバイスありがとうございます！安心しました^^
Comment by fuuri — 2008年7月5日 1:55 AM
サーバーの PHP がまだ 4.x というのは残念ですね。PHP4 のサポートはほぼ終了しているので、運営者に 5.2.6 へのアップグレードを要求してみてください。
Mobile Eye+ のアダルト広告は、むしろ画像をクリックしたときの方がひどいのです。外部リンクと違って、出てくる外部サービス3つすべてが「あやしい広告」つきです。貴サイトでは画像をそのまま表示する設定となっており、対策ずみなのですが、画像についても対策が必要なことを記載した方がいいかもしれません。
あと、Mobile Eye+ のバグで、前後の投稿へのナビゲーションでも URLGATE 経由になっています。すべてのサイトでそうなるわけではなく、普通にナビゲートできているサイトもあります。どうやら、設定によっては、自サイトの他の投稿を「自サイトである」と判定できなくて URLGATE 経由になってしまうことがあるようです。Mobile Eye+ の設定をいくつかいじってみてください (パーマリンク関連があやしそう)。
改造についてですが、おっしゃる通り問題ありません。あくまで閲覧者はソフトウェアの出力を見ているだけで、ソフトウェア自体を使っているわけではないからです。このため、私的利用の範囲にあたると考えられます。