Home > やってみた > Yahoo!pipesがすっごく面白かったの。<その3>
2009年4月22日
Category:[ やってみた ] Tag:[ #fc0 | Twitter | Yahoo!pipes ]
その2の続きです。複数のmoduleの処理をまとめる「Union」というmoduleを発見し、楽しくなってきたところです。
これはかなり苦労しました。いろんなものを試したんだけどだめで、こまったなあとぐぐりまくって、やっとわかりました。
blog.grayash.com:Yahoo! Pipesで自分のフィードをまとめて配信
http://blog.grayash.com/archives/649
「Fetch Feed」と「Union」の間に「Operator」カテゴリの中にある「Regex」を追加。
ということで、この「Regex」というmoduleを追加するんですね。
今よく見るとこのページで、私が今までやってきたことが全部説明されていると気づいたが、せっかくここまで書いたので がんばって書く。。。書き方はこんな感じ。
「item.title」は、そのままです。そのアイテムのタイトルですね。replaceのところには、「^」だけ入れます。これは「その文字列の先頭」という意味です。そして、「with」のところに、追加したい文字列を入力します。つまりこれを翻訳すると「それぞれのアイテム(フィード)のタイトルの先頭に「[Twitter]」を追加する」という意味になります。そしてこれを、TwitterのRSSを設定している「Fetch Feed」からつなげて、「Union」とつないであげればよいわけです。これを、各サイトでやったものがこれ。
ちょっと無理やり1画面におさめようとしたのでパイプがめちゃめちゃですが、実際にきれいに並べると、かなり横に長いレイアウトになります。ここで念のためSave→Runをやってみたけど、大丈夫!さて、次です。
さてまたこれも難解です。どのmoduleを使えばよいのだろう…と探して、これは自力で見つけました。「Filter」というmoduleを使います。私はこんな感じで設定をしました。
「Block」は、そのアイテムをカットすることで(ちなみにプルダウンでは「Permit」(条件に合ったものだけを出力)も選べます)、「all」は「次の条件すべてにマッチする」ということですね(ちなみに「いずれか」ということで「any」も選択可能)。そしてその下に、フィルタリングするルールを記載します。
「item.description」は、フィードの内容ですね。Twitterで言うとつぶやきの内容です。「Contains」は「含む」ということですね。他にも条件がいろいろ選べます。そしてその隣に、判断する文字列や数字などを入れます。ここでは「@」を入れました。全体を翻訳すると、「Twitterのつぶやきの内容に「@」が含まれているフィードは表示しない」という感じの意味になります。これを、TwitterのRSSのURLを指定した「Fetch Feed」moduleの下につなげばよいです。
こうしてできたのがこれ、と画面を見せたいところなのですが、ちょっともう複雑で1画面で表示できないので、実際に作ったpipeをぜひ見てください!(本家Yahoo!IDでのログインが必要)
http://pipes.yahoo.com/fuuri/fc0pipe
この画面で「View Source」を見ると、設計画面の完成形が見られます!また、「clone」を押すと、私が作ったもののクローンを自分のところにおいて、それを編集していろいろ試すことができますよ!
そんなわけでとっても楽しくYahoo!pipesで遊べました。まだまだ知らないmoduleもいっぱいあるし、いろんな可能性がありそうな感じがします。 なんかネットの世界の知的なパズルみたいでとても楽しいです。みなさんもぜひ、知恵の輪を解くようなつもりで挑戦してみてはいかがでしょうか?
12:24 AM|コメント/トラックバック(0)