Home > お買い物, やってみた, 読書記録 > [読了]「仕組み」仕事術
2008年5月8日
Category:[ お買い物, やってみた, 読書記録 ] Tag:[ 勉強 | 本 ]
読みやすさはピカイチ
いくつもの仕事を抱え、毎日夜中まで仕事をして体調を崩して倒れたという筆者の実体験から生まれた実践的な仕事術が書かれています。とにかくありとあらゆるものを「ルール」にまとめてしまう。自分が普段やっているいろんな仕事をマニュアル化してしまう、という考え方を紹介しています。
たとえばルーチンワーク。いつもやっていることを迷いながらやるよりも、いつもやってるのはこうだ、とまとめてしまったほうが時間のロスが抑えられる。
たとえば成功体験。このようにしたらこういういい効果があったということを「しくみ」としてまとめておけば、成功する可能性はより高まる。
つまり、「作業」の中で「考えること」をできるだけ減らして、「何も考えなくてもできる」ように自分を仕向ける、という感じ。
これを実践する最大の難所は、多分「どれを仕組み化するか」ということかなと思います。「これは仕組みにできるぞ」とたくさん気づけた人勝ちのような気がするんだよね。この仕事術でこの人が成功しているとすれば、多分、仕事術そのものじゃなくて、仕組みにすべきことに気づくことができるからなんじゃないかと思いました。
それができる人は、仕事ができる人なんだよね^^;
どんなやり方をしても成功できる人なんじゃないかなあと。
この手の本を結構読んできて思うのは、仕事ができる人というのはとにかくたくさん気づいてるんだよなあということ。小さなことでも小さく扱わずに「気づき」として大事にできる。日常生活の中でのいろんなことを、無意識のうちにスルーしないで、意識的に自分のものにできるのだと思うのです。
そんな人になりたいというよりは、そんな人たちにもっと出会って影響されたいです。
この本、とても読みやすくてさらっといけます。
全部をまねしてみようと思えたわけではないけれど、やる気は出た感じ。
hReview by fuuri , 2008/05/08
12:49 AM|コメント/トラックバック(0)